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【8/7update】5th single「Shout」&LIVE DVD & Blu-ray「one-man live 2014 at 国立代々木競技場・第一体育館」 release!
5th single「Shout」、LIVE DVD & Blu-ray「one-man live 2014 at 国立代々木競技場・第一体育館」 のリリースが決定しました!「Shout」オリジナル・ピンバッジのゴールド版が当たるアタリ券、シングル購入者先着特典(初回・通常共通)のステッカー、ダブル購入者応募特典も発表!
■5th single「Shout」
2014.08.13 release
5thシングル『Shout』は、TBS系金曜ドラマ『家族狩り』主題歌「Shout」を表題曲に、M2には、FMラジオ局J-WAVEのサッカーキャンペーン「J-WAVE FOOTBALL FEVER 2014」キャンペーンソング「Run」を収録したWタイアップ・シングル。M3にはandropサウンドが脈動するハードエッジな新曲「Alternative Summer」も収められ、全3曲入り。『Shout』のジャケットワークは、androp作品でミュージック・ジャケット大賞(日本)、D&AD PROFESSIONAL AWARDS(英)で受賞を獲得した、アートディレクター田中勤郎が手掛ける。今作は、シャウト=「叫」をパターン化したモノグラムデザインに、3色を掛け合わせることで、"黒"の中に、タイトルに込められた「声にならない叫び」というテーマが様々なグラデーションとともに浮かび上がる。なお初回限定盤は、3色のカラーフィルムを使用しており、フィルムの重ね方により実際にオリジナルのジャケットを作ることができる。さらに、初回限定盤には、オリジナル・グッズ付第2弾として、andropロゴ柄とモノグラム柄の2個のピンバッジ入り。
初回限定盤(CD+GOODS) *3色のカラーフィルム仕様 WPCL-11953 ¥1,700(without tax)
【GOODS】(初回限定盤のみ) オリジナル・ピンバッジ(2個)
通常盤(CD) WPCL-11954 ¥1,200(without tax)
01.Shout(TBS系金曜ドラマ「家族狩り」主題歌)
02.Run(J-WAVE FOOTBALL FEVER 2014 キャンペーンソング)
03.Alternative Summer
<オリジナル・ピンバッジのゴールド版がもらえるアタリ付>
5th single「Shout」アタリ付!初回限定盤のみアタリ券がランダム封入されており、アタリがでると、同梱のオリジナル・ピンバッジのゴールド版をプレゼント!
ご応募期限:2014年9月15日(月) 23:59まで
※アタリ券の注意事項をよく読んでからご応募お願いいたします。発送でのお届けとなります。
※配送は、ご応募期間終了後、順次発送を予定しています。
<シングル購入者先着特典(初回・通常共通)>
ジャケット柄のandropモノグラムステッカー(3色)に決定!
対象店舗
水色:TSUTAYA RECORDS(一部の店舗は除く。オンラインは予約のみ)
ピンク:androp応援店
黄色:タワーレコード(オンライン含む)
※実際のイメージと異なる場合があります。
<ダブル購入者応募特典>
8/13リリースの5thシングル『Shout』と8/27リリースのLIVE DVD & Blu-ray『one-man live tour 2014 at 国立代々木競技場・第一体育館』のダブル購入者応募特典も決定!
A賞:抽選でone-man live tour "period" バックステージ招待 各会場5組10名
B賞:抽選でandropロゴ オリジナル・ポスター 100名
※初回プレス分のみのシリアルコード封入となります。
※応募期間
・A賞 名古屋公演のみ:2014年8月26日(火)10:00~2014年8月28日(木)23:59 締め切り
・その他 応募期間:2014年8月26日(火)10:00~2014年9月1日(月)23:59 締め切り
※バックステージ招待にはチケットは含まれておりませんので、事前に別途ご用意の上ご応募頂けますようお願い申し上げます。
※その他詳細は封入されておりますチラシをご確認下さい。
■LIVE DVD & Blu-ray「one-man live 2014 at 国立代々木競技場・第一体育館」
2014.08.27 release
androp 5周年の幕開けを告げた同公演は完売、代々木第一体育館には1万人が集結。高さ12m×幅16mもの巨大なホワイトスクリーンを背に、楽曲の世界観が投影された映像や、無数の照明とレーザーがパフォーマンスとシンクロしていく、andropならではの総合空間演出は必見。1万人の大合唱が鳴り響く中、色とりどりの紙吹雪が入り乱れ光と音が舞う壮大なフィナーレや、ダブルアンコール含めアリーナ公演をフル収録。映像化にあたり37台ものカメラを各所に配置しステージを全方位で撮影。なお、DVDおよびBlu-rayには、同公演を3人のカメラマンの目線で切り取ったPHOTO BOOKも封入。
DVD+PHOTO BOOK WPBL-90302 ¥4,700(without tax)
Blu-ray+PHOTO BOOK WPXL-90080 ¥5,700(without tax)
<上記、5thシングル『Shout』とのダブル購入者応募特典 有>
01. Opening
02. Singer
03. RDM
04. Boohoo
05. Lit
06. Bell
07. Colorful
08. Nam(a)e
09. Plug In Head
10. Six
11. Tonbi
12. Bright Siren
13. Puppet
14. Light along
15. Under The Sun
16. Pray
17. Roots
18. Sensei
19. Human Factor
20. World.Words.Lights.
21. MirrorDance
22. One
23. Voice
24. Missing
25. Image Word
liner note
次々に新しい進化を遂げていくandrop。そして、ずっと変わらずに孤独な心にそっと寄り添ってくれるandrop。彼らはデビュー当初から、そういう二面性を備えたバンドだった。そしてこの5枚目のシングル『Shout』は彼らにとって、もう一度その原点に立ち返って本当の「andropらしさ」を鳴らす、とても重要な作品だ――。
今年の3月、彼らは最新アルバム『period』を発表し、さらに代々木第一体育館でのキャリア史上最大規模となるアリーナ公演を成功させた。それは誰の目にも、5年に及ぶバンドの成長物語のひとつのゴールであり、最初は匿名でメンバー構成も不明の存在として始まったandropが、こつこつと築いたバンドとしての強固な絆を完成させた瞬間だった。(なお、そのライブの模様は37台ものカメラで映像作品化され、8/27にLIVE DVD & Blu-rayとして発売される。)
そして3月から僕がずっと気になっていたのは、彼らが次にどこへ向かうのか、ということだった。今作に入っている楽曲には、その答えが瑞々しく詰まっている。
タイトル曲の"Shout"は、TBS系金曜ドラマ『家族狩り』の主題歌として書き下ろされたミドルテンポのバラードだ。内澤崇仁(Vo・G)の歌とアコギのシンプルなフレーズだけの伴奏から、ギター・ドラム・ベースと徐々にアンサンブルが加わって、中盤の《今 君の声を聞かせて》というメッセージで各パートが一気に手数を増すと、この曲はロックナンバーとして鮮やかに疾走していく。ドラマ制作チームと何回も話し合ったというこの曲のテーマは、「他者を守るために、自分が傷つくことを覚悟できるか」ということである。もちろん、孤独な自分と他者の関係は、androp初期からの最も根本的なモチーフである。この曲が新しいのは、それをバラードとしてのスケール感で押し切るのではなく、また4つ打ちのリズムやEDM的なアレンジの威力にも頼らず、緻密で温かい緩急の組み立てによって見事に表現していることだ。余計な装飾はひとつもない。でも、彼らが培ってきたもののすべてが、この1曲の中には詰まっている。これこそが、andropの提示するしなやかで逞しい「次のandrop」のひとつの形なのだ。
そして2曲目の"Run"は、FMラジオ局 J- WAVE(81.3FM) のサッカーキャンペーン「J-WAVE FOOTBALL FEVER 2014」のキャンペーンソングだ。内澤いわく、1万人が彼らの音楽でひとつになっている代々木のライヴで見た光景が、この曲の直接的なインスピレーションだったという。ブラジルの濃厚な空気が目の前に浮かぶほどの、サンバ風味のパーカッシヴなリズムと《走れ!走れ!/鬨の声と》と気勢を上げる陽性の歌詞。こちらもまた、これまでのandropにはあり得なかったほどの肉体的なお祭ナンバーが、さらりと実現してしまっている。
さらに3曲目"Alternative Summer"は、実はまだこれを書いている段階ではデモ版しか聴けていないのだが(!)、今のandropのバンドとしての筋力をゴリゴリと注ぎ込んだ、ハードエッジな1曲になりそうである。そして特筆すべきなのは、これほどの3曲にどれも気負いがなく、自然体の4人の姿が透けて見えることだ。andropのネクストステージへの扉は、すでに開かれているのである。
それを僕らが実感するのは、8月末から行われる全国ツアー「one-man live tour "period"」ということになるだろう。各地のライヴハウスで、改めて目にするandropは、きっとさらなるパワーアップを遂げているはずだ。それをぜひ目撃してもらいたい!
松村耕太朗(ロッキング・オン・ジャパン)
2014.07.18 posted